卒業旅行「九州グリーン豪遊券」の旅 (part2)



3月12日(金) 2日目(徳島〜博多)

1.さらば四国

 朝は徳島駅に9時前に着いた。今日はJR四国自慢の特急「うずしお」の自由席に乗る。きたのは新型の2000系だった。座席のシートはとてもよく快適だった。9時15分に185系の「剣山」が到着。そして、半分くらいの客が「うずしお」に乗り込んできたため、満席になった。

MAX130キロ、そして振り子車両、だから速かった。乗客は各停車駅から乗り込んでくることはあまり無かった。そして高松駅に着くと、半分の乗客が降りていった。さすがに特急でも瀬戸大橋はゆっくりのスピードだった。時速80キロぐらいだろう。瀬戸大橋を渡っても宇野線には単線区間が多いために、よく信号に引っ掛かり遅かった。終点の岡山に11時27分についた。


2.九州への道

 ここで、休憩をとり12時12分発の岩国行きに乗った。115系の転換クロスシートだった。結構空いていた。途中西条から快速になった。意外にも山の風景だった。しかし、広島に近づくにつれて都会になった。広島で多少入れ替わりがあったが、あまり混んでなかった。15時32分に岩国に到着した。

しばらくたってから下関行きがきた。今度はボックスシートの4両編成だった。発車前に普通列車がきて乗り換える客が多いのだが、あまりいっぱいになっていない。15時43分に出発した。あまり混まなかった。この山陽本線も意外にも海の見えるところがあった。しかし、ここは、長大なローカル線という感じがしていた。徳山、小郡と10分くらい停車。3時間かけて19時00分に本州の最西端の駅、下関に到着した。

ここでカメラを撮り19時15分発の博多行きに乗った。415系のロングシートの改造車だった。関門トンネルにはいると音が一気にうるさくなった。まもなくして九州の地を踏んだ。そして門司も乗降があまりなかった。そして、小倉で乗り換えた。


3.あこがれの九州の地

 今まで中国地方が単調な車両が多かったのか、ここ九州に入ると、まるで別世界だった。小倉には19時半についた。しばらくして荒尾行きの快速がきた。なんと新型の813系がきた。中に入るとまず赤色が目に付く。一気に車内のすごさに驚いた。転換クロスシートだった。しかも豪華さがある。やっと九州の世界に入ったという実感がわく。

初めは客が全くいないのだが、時間が経つにつれて、次々に客が乗り込み、20時00分満員になって出発。何処まで混むのかと考えていた。そして折尾につくと筑豊線の乗り換えのためか、一気に降りてしまいガラガラになった。

その後、快適な旅が続く。福岡市に入り、香椎にくるとちょっとしたトラブルがおき、3分遅れて発車した。少し遅れて、21時05分博多駅に着いた。

そして、タクシーをひろい、屋台街のある中州へ、そして時間が余ったので、ゲームセンターへ行くことにした。なんと大当たりしてつい夢中になってしまった。まるで、九州に来た事を歓迎するように…。ここで23時過ぎまで遊んだ。そしてタクシーを拾い、博多駅に向かった。しかし、博多駅周辺は夜中なのに車の量が多い。さすがに九州一の大都会だ。

そして、ホームに着いた。緊張していた。待ちに待った車両が来るのだ。そして23時48分に来た!と思ったが、来たのはキハ40系のボロ気動車だった。ちょっとがっかり、早く行ってしまえ!と思っていた。そして、23時52分にやっとあこがれの787系「つばめ」型車両が近づいてきた。






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